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金曜日, 2 月 27th, 2009 | Author: おおぞら

1995年に起きた阪神・淡路大震災の時のボランティア活動によって、日本ではNPO(Non Profit Organizationの略語)およびNGO(Non-Governmental Organizations)の言葉が全国に知られ、1998年の特定非営利活動促進法(NPO法)の制定へと繋がっていった。
NPO法人にとって、ミッション(社会的使命)という概念は極めて重要だ。日本を経済大国へと発展させた営利企業のように、NPO法人が、それぞれの社会問題に取り組み世の中を変えるバネとなると私は思っていた。

2008年6月ジュネーブで開催された日本を対象とする国連人権理事会の勧告26項目のうち、女性差別禁止、体罰の禁止、国内人権機関の設置など13項目を受け入れるものの、死刑制度の廃止、代用監獄の廃止、人種差別の撤廃、在日コリアンに対する差別の撤廃など7項目については受け入れを拒否した。

詳しくは、「国連人権理事会本会議におけるUPR審査に対する日本政府の対応についての日弁連コメント」に譲るが、
>>http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/statement/080613_2.html

まあ、外務省がシッカリとコメントを出していないのもヘンな話なんだけど、受け入れた項目と拒否した項目を比較してみると、異質なものを排除し、差別する方針は維持しようとする姿勢が現われているように私は感じる。

いつから、日本はこんな恥ずかしいことを平気で言える人権意識の低い国になってしまったのだろうか?

「失われた10年」という言葉があるが、バブル景気が崩壊した1991年頃からの10年間は、世紀末という時代感もあってたか多くの出来事があった時代だったと思う。そして、私にとっては思春期から学生時代を過ごした時代でもあり、今となれば独特の熱気があったように感じる時代だった。

1995年、阪神大震災、地下鉄サリン事件、Windows95発売、超円高(1ドル=79.75円を記録)
1996年、日本社会党が社会民主党に党名変更、民主党結党、小選挙区比例代表並立制に
1997年、鄧小平死去、香港返還、消費税5%に増税、景気後退、北海道拓殖銀行破綻・山一證券破綻
1998年、印パ核実験、FIFAワールドカップフランス大会開催、新民主党結成
1999年、コソボ紛争にNATO軍が介入しセルビアを空爆、ユーロ登場、自民、自由、公明の連立政権誕生

各年にも他に様々な事件があったと記憶しているが思い出すままに1行に収めた。東西冷戦終結後、旧ソ連、東欧地域では民族主義による紛争が多発、ASEAN諸国で急速な経済発展。しかし、1997年のアジア通貨危機で打撃を受ける。
PCが一般家庭に普及し、インターネットも僅かな歳月で爆発的に広まった。またPHSや携帯電話も爆発的に普及した。

私は上記のように時代が急激に変化していくことが当たり前のような状態で学生時代を過ごした。1992年以降は就職氷河期が続き、中高年のリストラも行われ、失業率が悪化した。不登校、引きこもりといった問題も深刻化していた。

私は大学時代は、いくつかの社会運動に興味を持っていたし、実際に関っていた。私が敬愛するP.F.ドラッカーが著した『非営利組織のマネジメント』が日本でも通用する時代がやってくると信じていた。インターネットはメディアを変えて成熟した市民を生み出す原動力になると思っていた。大学時代はManagementを専攻していたが、それは単純に利益追求型の限定された経営手法ではなく、社会起業家という存在が体系化された経営学の知識を活かして社会変革の担い手となることを信じていたからだ。

90年代末、海のものとも山のものともつかぬ幾多の市民団体が生まれ、それぞれの運動を繰り広げていたように私は感じていた。
インターネットで検索すれば、サブカルチャーだったり、マイノリティな問題に対する社会運動のWEBサイトが個人によって制作され、インターネットで言論を展開し、公の場でも行動し、発言を行なっていた。
9.11で何かが大きく変わった-そのときは、多くの政策議論が交わされたように感じた。
しかし、世論は自由が管理を要請する社会を選択した。多くの人が不可視の管理社会を空気のように受け入れた。
アメリカがイラクに侵攻した際に反戦デモに参加したのを最後に私は社会運動から離れて普通の社会人になった。

現在、日本国内には8万を超えるNPO法人が存在するが、その9割以上が零細個人商店のような有様だ。市民活動、ボランティアなどで検索をかけても殆どが行政の手が入った市民活動センターやボランティアセンターの情報が入ってくる。

国家や行政から距離を取った状態で、独自の視点を持った市民団体としての立場から社会的な問題提起を継続して行なっている団体は多くはない。

そんな中でカンナビスト、大麻問題のムーブメントは特殊だと思う。私は「大麻ごとき」という言葉を平然と使うこともあるが、大麻は特別な社会問題ではないのだ。年間3,000人を超える理不尽な逮捕者が出ようが、マスメディアが大麻汚染報道をヒステリックに騒ごうが、大麻は多くの現代日本人の生活に直接影響を与える問題ではないと多数が考えている。(にも関らず、ヒステリックなまでに繰り返す大麻パッシング、誤った大麻に対する情報を流し続けるマスメディアは何を世に訴えたいのだろうか?)

しかし、大麻の問題を通して見えてくることが数多くある・・・。

(1) 過剰なまでに加熱する大麻汚染報道を通して見えてくる日本のマスメディアの体質
(2) 行政サイドから垂れ流される不確かな大麻に関する情報
(3) 行政、マスメディアの情報を鵜呑みにして、思考を停止して議論をしようとさえしない人々

1~3の問題は、大麻問題に限らず、多くの社会問題が抱え、悩む問題だと私は思っている。
そんな中で、近年のカンナビストでは若い世代が積極的に「世の中おかしい!」という素直な声をあげている。

デモなんてカッコ悪いって言う人も多いかもしれないけど、大々的な告知もなく、政治的、組織的なバックボーンもなく、100人という人間が集まって、大麻問題、そして自由と人権の問題を世に問うたってのは凄いと思う。そんな420 JAPAN の活動を私はリスペクトします!!

2ちゃんねるの大規模OFF板で召集される「お祭り」のようなデモや活動も悪くはないけど、継続している社会活動を行なっている市民団体に声をかけていきたいと私は思っている。

カンナビストは、大麻(マリファナ)を科学的に見てアルコールやタバコと比べても有害性が高いとはいえない嗜好品と捉えており、このような大麻を大麻取締法によって取り締まり、刑事罰を科すことは不当な人権侵害ではないだろうかと考え主張している。よって、カンナビストは、大麻について少量の個人使用に限り、犯罪とは切り離して考える、いわゆる「非犯罪化」を提案している。まずは「大麻ごときで、人々を妄りに逮捕しないで欲しい!!」という気持ちがある。
そして私は
、大麻に対する社会的な偏見が失われていく過程で、私たち一人一人が、他人の人生を尊重し、そして何より自分の生き方を大切にすることで、真に自由で暮らしやすい社会が創られていくことを望んでいる。

WORLD WIDE MARIJUANA MARCH のスローガンは以下のように述べている。

STOP ALL CANNABIS ARRESTS - STOP THE LIES
RELEASE THE MEDICINE -HEAL THE SICK
END THE PRISON STATE - CURES NOT WARS

大麻による逮捕を止めて下さい。-(大麻に対する)偽りを止めて下さい。
医療(大麻)を解放して下さい。-病人を救って下さい。
刑務所を終わらせて下さい。- 争いは解決策にならないのです。
(意訳:おおぞら)

大麻による逮捕を止めてください。   -私たちカンナビストの主張。
偽りを止めてください。
-スキャンダルでもセンセーショナルでもない社会問題に対する公平な情報を!
医療大麻を認めて下さい-大麻問題に多角的な視点と、医学的な研究と患者の権利の尊重を
病人を救ってください。-精神疾患者の問題、公的制度が適用されない高齢世帯や病人家庭、
産前産後の家庭、多くの医療問題が社会的に議論をされずに行政に任されてしまっています。
刑務所を終わらせて下さい - 服役囚の4分の1が知的障害者という問題(刑罰ではなく医療を!)
不当逮捕という問題、刑務所における人権侵害の実態と問題・・・etc
争いは解決策にはならないのです。 - 反戦、反核、平和運動・・・etc

ふと、私が思いつくだけのことを書いたが、まだまだ多くの社会問題が上記のスローガンと繋がっていくだろう。
私は、マリファナ・マーチの掲げるスローガンは、大麻という問題を超えて多くの社会運動と繋がるものだと思っている。

私は大麻問題を少しでも多くの方々に知って貰いたい。そして、この問題を合理的な思考で考えて欲しい。
まずは、大麻問題、そしてカンナビストのムーブメントを冷静に観察して下さい。
その上で偏見を乗り越えることができたなら、カンナビスト関西は、多くの市民団体・社会団体と繋がりを持てると私は考えています。

学生、市民による社会運動は、何処に消えたのか?

もし、まだ火が残っているなら、お互いに協力しあえることを模索しましょう。 是非、カンナビスト関西に連絡を下さい!!

社会問題、人権問題に興味があっても活動している良い団体が見つからないという方は是非サロン@関西に一度来て下さい。
難しいことかもしれないけど、大麻問題を通じて、あなたの社会問題、人権問題を訴える場が作れるかもしれません。
あなたが強い意志をもった社会運動家たらんとするなら、社会起業家として私はあなたを応援します。

大麻に対する社会的偏見は未だに厳しいけど、カンナビストは社会に開かれた市民団体です!!

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木曜日, 2 月 26th, 2009 | Author: おおぞら

カンナビスト・トークフェスタ in Osaka (2.22 大阪)

  【会計報告】
 [収入]  
 入場料       52,500 
 出展料        1,000
 カンパ         2,995
 支援品売上        600
 収入合計      57,095

 [支出]
 会場費         31,200
 広告および印刷費  7,715
 出演料            0
 支出合計       38,915

 総計        +18,180

 今回の「カンナビス・トークフェスタ in Osaka」 は多数の来場者の皆様のお陰で赤字を出すことなく終えることができました。
カンナビストが行っている様々な活動は皆様のカンパでなりたっています。
 今回の収入は、4月26日に堺市の浜寺公園で行われる「アースデイ@はまでらこうえん」の出展費、
また年に一度のマリファナ・マーチ2009in大阪(5月末を予定)の活動資金として大切に使わさせて頂きます。
 多くの皆様のご支援、ご来場、ご協力に感謝を申し上げます。

【アンケートのご報告】(回収率は11通でした。記入して下さった来場者の皆様ありがとうございます。)

1 今回の講演会全般についての満足度はいかがでしたか?

 ① 大変満足:5 ② 満 足:5 ③どちらでもない:1 ④ 不 満:0

 ① 大変満足
   ・知らなかったコトを知れてよかったデス
   ・本質的な講演を感じた。
   ・いろんな角度から話が聞けたので。
   ・話がとてもわかりやすく楽しかったり、勉強になりました。
   ・大麻に関する話が、予想以上に様々な角度で聞けたため。
   ・いろんな話が聞けて満足でした。
  
 ② 満 足
   ・この会場に来れた事で大満足です。
   ・知ることができたから
   ・本で読んだだけよりも少しだけですが、内容を理解できるようになった。

2 今回の講演会にどうして参加されましたか?

 ・大麻問題に興味があって
 ・ヘンプ産業に興味があったため
 ・友人から聞いた。
 ・興味があるから。
 ・大麻が日本の新しい世界をきずく礎になると思っています。
 ・知的興味
 ・もともと、大麻に関して興味が強かったため(直接はmixi)
 ・心斎橋のお店「タメル」で紹介いただいた。
 ・理由は一言で言うには問題が多すぎますが、
  大麻は大切な資源として取りあつかえるような社会にしていきたく参加しました。
 ・紹介されて興味があったから

3 講演会についての感想・ご意見を何でもどうぞ
  ※良かった点・悪かった点・訊きたかったことなど

 ・次回時、繊維について聞いてみたいです。
 ・麻に対しての偏った思いを持っていました。これを機会に勉強させて下さい。
 ・会場内に麻があったので波動が高いのがよく感じました。心が落ち着いて良かったです。
 ・非犯罪化やリベラリズムといった考え方について初めて少しの知識を得ることができた。
 ・<気>がよかった!
 ・赤星さんの話が「サイコーでした。」
 ・アジアは麻で結ばれる♪ Love&Peace
 ・全員でトークセッションをしてほしかった。
 ・講演会当日に予約電話をして、予約あつかいしてもらえた点がGood!!
 ・大麻のことについて理解ができていない所が多くて、話についていけない所が自分の中にあって具合が悪かった。
 ・今回は感想を書いて提出させて頂きました。が、このようなアンケートは自由に提出して貰うという形ではどうでしょうか?
 ・良かったです。
 ・結論的に何がしたいのですか?捕まらないようにしたいのか、仲間を増やしたいのか?

アンケート内容に対する感想や回答は後ほどコメント欄にて各スタッフから追記させて頂きます。
アンケート結果や当日をふりかえって、より良い次のイベントに繋げて行ける様にしたいと思っています。
お忙しいなかご来場頂きました皆様に感謝とお礼を申し上げます。

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月曜日, 2 月 23rd, 2009 | Author: Nao

カンナビス・トークフェスタ in Osakaはとても盛況でした、皆様ありがとうございました!こちらにレポートがあります。また私からも後日、内容報告などを書かせてもらいます。

さて、先日書いたとおり「たかじんのそこまで言って委員会」のHPで、大麻問題に関する取材を受けました。動画が昨日付けで配信されましたので閲覧者の皆さんに報告します。

http://ex-iinkai.com/

(動画配信は現在有料の会員登録が必要のようです、まあたかじん好きな人はどうぞ・・・っていうくらいで、そこまでおすすめはしません)

動画自体は編集をチェックさせてもらったので、それほど偏ったものではありません。とはいえ時間的な制限があり、細かな大麻の「有害性」に関する議論や、特にゲートウェイと精神疾患に対するコメントは大部分がカットされています。

動画で話した点は次の通り

1)大麻の有害性とは、社会的に産出された「有害性」が大部分を占める

2)1947年における「ポツダム省令」の例を出して、何らかの社会問題が存在し、それに対処するために法律ができたのではなく、とにかく法令を作る(=大麻は悪いものだとする定義を前提として)ことから出発して、内容が議論されないまま法律が維持されてきたことの経緯。

3)大麻の「有害性」は刑法でもって対処すべき「問題」だとは考えにくく、この点を放置するとかつての「薬害問題」の逆バージョンになってしまう可能性があるため、大麻に関する薬学的・統計学的知見を、国家は精査する必要がある。

4)大麻問題に限らず、ドラッグ全般に関して「犯罪者」扱いするだけでは問題は解決しない。ダメ絶対教育と刑務所のセットは安直な「解決策」であり、問題を「一般人」から見えなくしているだけであって、医療分野や教育の見直しが必要。

といったようなことです。

しかし、やはりテレビ的な紹介をされてしまって

「○×大学で講師を務める傍ら、カンナビスト関西の代表を務める。論文でジュリアーニ市長の「割れ窓理論」を完全否定する独自の視点をもつ

って・・・確かに「割れ窓理論」を巡る論争を観察する論文は書いたものの、「完全否定」というか、論文では「割れ窓理論の効果に関する真偽判断は保留した上で」、近年の割れ窓理論を巡る論争から考えられうる、「無秩序」の選定に関する思想的問題について考察した論文です。。。そもそも理論の妥当性に関する否定/肯定を論じたことはありません。ちゃんと論文は手渡したのだけれど、読んでいないか、あるいは誤読されちゃいました。

やっぱり現代のメディアが求めるものは「センセーション」と「スキャンダル」であり、それを可能にする内容のステレオタイプ化が、もう報道の前提になっているなという印象。報道関係者は全員リップマンの『世論』を10回音読しましょう。

少なくともテレビなんていうものにはでるまい、という信条を新たにしました”(,, ゚×゚)”

とはいえ、反応は割りと好意的というか、両論について考えるべきだ、といった意見が大半で、運動的には悪くはなかったんじゃないかなという感想を持ちました。(ごくわずかに誹謗中傷的なものもありますが、他の読者から「それって品のない誹謗中傷だよね」っていう突込みが入っていて、まがりなりにも会員制という感じです)

ちなみに、民主党の原口一博議員が私の前に出ていて、現在の大麻取締法を擁護する発言をしていますが、動画配信で私と同じくかなりカットされている部分があるでしょうから、コメントは保留します。HPの順番的には、それに対する私の「異論」が後段で成される、という構成になっています。

読者からの感想を一部抜粋します。

「現在法律があるのだから、法律は厳守しなければならない、というのは当然のことでしょう。なので、大麻所持で逮捕された人たちに正義というものは認められません。しかし、現在の量刑は、結局は法に対する信頼を失うものであるとも思います。~~後略」

「カンナビスト山本氏の言っていることは全くもって正論。共感できました。
しかし、原口議員の言っていることも、全く正論なんですよね。しかし、「法治国家である以上法律を守らなければ!」には反論があって、「良心に従って」が抜けていると思うんですよ。最近の政治家や法律家は。後略」

「原口さんの仰ってることは正しい。国民には法を守る義務があり、ことその内容の是非は審議することの必要性はあっても、現行する法を破った者に対する処罰は必要です。難しく非常にデリケートな問題です。後略」

「原口氏の話を簡潔にまとめると以下のようになると思います。

・大麻の解禁は教育を崩壊させ国民が歴史や誇りを失い、社会に対する義務を果たせなくなり、法を破ることへの親和性を国民に与えてしまい、国家が崩壊する。それを食い止める為に法律で規制している。

反論です。大麻の何がどのように教育を崩壊させるのでしょうか。私個人的には大麻はアルコールのように大人の嗜好品です。子供に吸わせるものではないと考えています。年齢制限を設ければ良いだけの話です。後略」

「素晴らしい論述ですね 山本氏の「規制しないことにメリットが必要ですか?」というのは、確かにその通り。納得しました。そのあとの医学的・歴史的事実関係についても、実に興味深いです。反対派の反論が聞きたいですね。後略」

なんだか、自分に都合の良い部分を抜いているようですが、私の発言に共感、あるいは理解を示してくれた感想がほぼ半分、2割が原口議員/現行法擁護、2割が判断保留というか両論あっていいんじゃない、1割は内容なしで、私か民主党に対する感情的バッシング(非犯罪化論なんて詭弁だ!あるいは民主党なんて○×学会でしょ!)というようなことでした。

カンナビストや非犯罪化論を普段からいっている人は、まず会員登録していないと思われますので、基本的には保守的(というか、2チャンネル的)傾向の強い番組のHPで、半々以上の反応が得られたことは肯定的に解釈していいと思います。これは、7分という時間を一人でもらえたため、不十分ながらも非犯罪化論の大枠は伝えることができたということに起因するものでしょう。

とはいえ、

○ある程度、非犯罪化やドラッグ政策に関する議論がきちんとどこかで説明されないと、ステレオタイプ化された「ヒハンザイカロン」なるものが、流通してしまう可能性がありそうだと感じます。また、短時間/短い誌面では、内容のある議論を行うことそのものが困難です。

○ということで、今回の動画配信は概ね運動的にはプラスであったと判断しますが、一足飛びに、より過剰な編集や発言制限のあるテレビ、あるいは新聞で発言することはリスクが大きく、今の段階では時期尚早だろうと思います。

○まずは、非犯罪化やドラッグ政策、大麻問題についてきちんと書いた論文・図書から出発し、一般書や内容をきちんと書ける雑誌類などで発言することを個人的な目標にします。すなわち、社会内部でせめて数パーセントでも、大麻やドラッグ政策の知識を持つ層を形成することで、まともな議論が行いうる土俵を作っていくことが当面の課題です。(感情論やほぼ知識のない状態での議論が行われた場合、それは全然違うよという突込みが、普通に入るような状態になること、といっていいですね)

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月曜日, 2 月 23rd, 2009 | Author: おおぞら

カンナビスト関西の「おおぞら」です。
カンナビス・トークフェスタ in Osaka  に来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!!

サロン@関西で参加者の一人が言ってたけれど、文字通り手弁当な状況で働いてくれたスタッフ全員。

無報酬にも関らず講演を快く引き受けて下さった 赤星さん、竹田さん、Zanjibalさん、麻生さん、山本さん。

会場に来れなかったけど支援してくださった方々、そして、このBlogを気にかけてくれている方々・・・

まずは「ありがとう!」の感謝の気持ちを

と、言うわけで初の試みとなりましたカンナビス・トークフェスタ in Osaka ですが、
主催・運営側の私でさえ・・・
「この、ご時世に大麻の話でお金払う人なんかいるのかな?」
かなり集客に不安がありました(;´∀`)天気予報も雨だったし

サロン@関西では「無理はしない」というのが一つありまして、
今回のトークフェスタも20人程度を成否の目安にしていました。

関西圏に20人もお金払って大麻の話を聞きに来る人がいたら凄いよね!!

で、実際は倍の40人ほどの方に来場して頂きましたΣ(゚Д゚;)感謝過ぎる。(会場は大入りでした。)

 自省の為という名の言い訳になりますが、配布資料も30部ほど(で足りると思ってました!!)しか刷っておらず、スタッフが駆け足でコンビニに資料を刷りにいったりと・・・来場者の方にご足労をお掛けした点も少なからずあったと思います。
 ただ、あの「カンナビス・トークフェスタ in Osaka」という場で、来場者、講演者、スタッフが織り成すJazzのセッションのようなLiveが繰り広げられたように私は感じました♪
 元々、大麻問題に興味がある(あった)方、ヘンプ産業に興味がある(あった)方、または大麻問題に初めて接する方々が、バランスよく来られていたな~と、会場の方々から話を聞いたり、回収したアンケートを拝見した個人的な実感です。

 来場者のなかにはSNSで情報を知り遠く愛知から駆けつけて来てくれた人もいました!!

また会計報告およびアンケート(無記名)の報告をさせて頂きます。(アンケートの回収率は3分の一くらいでした。)

逆にアンケートは書かなかったけど、ちょっと言いたい。といった気持ちや意見はBlogに書き込んで頂いたり、メールして頂いたりすると嬉しいです。→代表メール: cannabisty@mail.goo.ne.jp

 今回、行われた「カンナビス・トークフェスタ in Osaka」ですが、テーマの一つとして「大麻問題そのものに対する問いかけ」がありました。私たちはプロパガンダのようにカンナビストの非犯罪化の運動を押し売りするつもりは一切ありません。(例えば、EUにおけるドラッグ政策について語られた研究者のZanjibalさんが、講演の最後に大麻という問題だけではなく、国内においては他の薬物問題も公で議論されておらず、広くドラッグ政策全体を考える視点も持って欲しいといったことを言われてました。)

 大麻と一切関係ないと言いきれる人が、マスコミがこれほど騒ぎ立てている大麻という問題を通じて、実は物事には様々な意見、考え方、多様な人生観、多角的な物事の捉え方がある。

それは国家、マスコミ、御用学者といった方々が声だかに叫ぶ「世論」が唯一無二ではない。

という、そんな当たり前のようなことを少しでもを感じていただくことができたら幸いだと私は思います。
人間ひとりができることっていうのも限られてて、カンナビストの関西の運動も、まだまだ小さなムーブメントです。
それでも、やはり、わざわざ、40名もの方々が足を運んで、お金を払って、麻の話を聞いてくれた。

その想いを大事にしないといけない。と、改めて私は思いました。
 カンナビストが掲げている現行の大麻取締法に反対する(非犯罪化を主張する)旗は揺るぎませんが、それは、「~であるべきだ」という主義ではありません。(Naoさんが「これはマニフェストではない」でも語られています。)
逆に「~という考え方もありませんか?」という提案であり、問題提起であり、そして「どうして大麻ごときで騒ぎたてて逮捕するのですか?」と感じる人々が存在するという確かな<生の声>でもあります。

人権、ヒューマニズムに関心がある人、環境、エコロジーに関心がある人、農業、アグリカルチャーに関心がある人、
多くのマイノリティの方々・・・

私なんかが、ひとりで想像し、考えるより、もっと多くの人々が「麻」というテーマで繋がることができる。

そんな可能性を与えて頂いた日でした。本当にありがとうございます!!

*簡単にカンナビス・トークフェスタの内容にも触れたいのですが、私は受付でして講演を殆ど聴けてません( ・∀・)
  これから、ゆっくりと講演を録画したビデオを見る予定です。ではでは~

追記: カンナビス・トークフェスタ in Osaka 会計&アンケート報告

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土曜日, 2 月 21st, 2009 | Author: Nao

今月になってまた、大麻報道が過熱気味です。

 大麻バッシングは、かつての「姉歯事件」や「食品偽装」と同じく、ニュースがあまりないとき、誰もが共通の話題として出せて、そしてバッシングされる側からの抵抗や異論がほぼない状態に対して行使される、報道機関と社会による「いじめ」の構図をとっています。

 現在は、中川「酒酔い」バッシングくらいしか政局に動きはありませんし、米大統領選も終了しました。正月前後は、一時期大麻報道が沈静化しましたが、これは単に、正月番組とその後のオバマ就任などがあったためで、現在は国内の政局も沈静化し、ワイドショーにとっては「谷間」の時期にあたります。

 おそらくこの「谷間」は、何かセンセーショナルな突発的事件・大災害などがない限りは、次の衆院総選挙、もしくは麻生辞任まで続きますので、他にワイドショーの生贄になるネタがなければ、当面1~3ヶ月は大麻ネタが引っ張られるものと思われます。

 さて、あまりにバッシング一点ばりだと視聴率もそろそろ取れないようになってきますし、異論(極論?)やより刺激的なニュースを出して、センセーショナル度を上げる必要が、そろそろ大麻問題にも必要になってくるかもしれません。大麻問題が大麻問題であるというだけで、バッシングするだけでは「世論」は飽きてきたのです。いじめをするにしても、ずっと同じ方法で殴ったり、ものを隠したりするだけではいじめっ子は飽きてきます。それは対象を変化させるか、いじめをエスカレートさせることで、唾棄すべき新たな「快楽」を求めようとします。

 しかし、地上派や新聞紙面といった、マスに向けての報道ではなく、一定のニッチ市場(隙間市場)に向けて訴えかける報道では、ある程度フェアな報道も散見されるようになってきました。例えば週間朝日の記事がそうです。

 あるいは最近だと、「たかじんのそこまで言って委員会」の番組HPで、大麻非犯罪化の議論が特集されています。登録制の動画配信なのですが、現在○宮崎哲弥氏 ○田嶋陽子氏 ○大阪ダルク所長のインタビューが掲載されていて、一般の地上波では言われていないことが配信されています。

 宮崎氏は、医療大麻の情勢について紹介しながらも、保守的でダメ路線ですが、 田嶋さんと意外?なことに大阪ダルクの人は 「逮捕することの害のほうがずっと大きい」 「日本は40年遅れている」といった発言をしています。

 また、カンナビスト@関西など非犯罪化団体にも前から取材依頼がきていて、私が一応専門家でもあるということで話させてもらいました(近日掲載予定、ですが確定ではありません)。

 ディレクターによると、ここは若干センセーショナルな話題を、番組で報道する前に動画配信で試してみる場のようです。ある程度反響(肯定・批判の両方を含む)があって、あまりにバッシングされないようであれば、テレビでも取り上げる可能性があります。田嶋氏などが話しをするのであれば、賛否両論を含んだ話が地上波で行われるチャンスだと思います。

 下記URLの下部に「大麻非犯罪化議論にメス」という特集ページがありますので、もし暇があれば、登録してレスをしてみて下さい。

(追記:というか、無料会員への宣伝番組だと思っていたら、有料だったようですので、登録はおすすめしません。)

http://ex-iinkai.com/

ここから裏話

 正直、取材依頼が来たときに、私は断る前提で話を進めていました。というのも、昨今の報道をみるにつけて、カンナビストの意見を「極論」として紹介し、バッシングして「あー、すっきり」という構図にされることが容易に予想されたからです。また、番組にはでないまでも、この手のバラエティ番組に関係しちゃうことは、あまりアカデミズム業界では歓迎されません、すなわち学会や学内でバッシングされる可能性があります。業界的には、全くプラスでないどころか、基本的にはマイナスになります。ぶっちゃけ、私個人の保身と、カンナビストの意見が偏向報道されることを恐れて、出る気はあまりなかったのです。

 しかし果たしてそれでいいのか、大麻非犯罪化運動を少しでも進めるためには、異論をある程度パブリックな場に出してしまうことが必要なのではないか、とも思いました。結局、カンナビストなど非犯罪化の意見が偏向さえされなければ、学内や学会で多少叩かれても、正論を述べているのであればそこまで干されることはないだろう、との希望的観測から、以下の条件をつけて取材を応諾しました。条件は以下の通りです。

①最低でも数分以上の発言枠を用意する。(あまりに小さな枠で、「極論」扱いされては何にもなりません)

②編集した動画を一度、私がチェックした上で、再修正の要請をする権利をもつ。

 この点を先方に言ってみたところ、それでも構わないのとのことでしたので、他のカンナビストスタッフなどと相談しながら、動画配信には出てみることにしました。果たしてこれは、ある種の小さな賭博行為だったかもしれません。とはいえ、番組でいきなり取り扱われるということではなく、千人単位程度のWeb配信であり、番組HP自体が隙間市場的な性質をもつものであることから、比較的リスクの少ない賭博じゃないかと判断しました。

 また、初回配信の動画で、「大阪ダルク」の方がかなりフェアな議論を行っているということや、ディレクターの個人的パーソナリティとして、大麻非犯罪化論に好意的、というか理解を示そうとしている人だろうとの判断から、リスクを踏むことにしました。

 動画チェックをした限りでは、それほど極端な編集をされているわけではなかったので(やはり番組的に面白おかしく強調点がおかれていますが、それは営利メディアである以上仕方ありません)掲載OKということにして、とりあえずは反応を待ちます。

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